アメリカのクラウドファウンディングにて資金が集められ開発されたバックパック、「クリックパック」
仕事、プライベートどちらでも使用出来るスタイリッシュな見た目と優れた防犯性が売りで、カジュアルモデルの「ジョイ」・ビジネスモデルの「スタンダード」・防刃仕様の「プロ」の3種類があります。
今回はビジネスモデルのスタンダードを実際に使用してみて感じたメリット・デメリットや、こんなのあるの!?といったわくわくする機能をご紹介します!
Contents
クリックパック スタンダード
防犯性
アメリカ生まれだからか非常に防犯性の意識が高いクリックパック。
チャックも二重チャックになっており、壊れにくくなっています。これは無理矢理開けられることを防ぐためだと思われます。
ちなみにスタンダードはノーマルチャック、ジョイは止水チャックになっています。
そしてプロはバックの表面、グレーの部分は防刃素材になっており、後ろからナイフなどで切られて荷物を盗られるのを防いでくれます。
TSAロック
まずこのバックをパッと見て一番最初に目に付くのはこれじゃないでしょうか?
バックなのにキャリーケースでよく見るTSAロックが付いています!
日本ではバックに鍵を掛けている人はそこまでいない、というか見たことないですがw
やはり海外では必要な機能という認識なんでしょうね!ということは海外旅行の際には必要な機能ということですね!
ただバック自体を持って行かれたら全く意味ないので・・・用心に越したことはないですね。
TSAロックとは簡単に言うと、アメリカ領土内に入る際の手荷物検査時に鍵を掛けたまま航空会社に預けられる機能を持った鍵のことです。
これ以外の鍵でアメリカ領土内に入る際は、施錠をしないことが条件になっており、もし鍵がかかったままの場合、鍵を壊されて検査され壊れた状態のまま戻ってくることになります。悲惨です。
TSAロックについて詳しくはJALのTSAロックについての記事をご覧ください!
ワイヤー
そんな持って行かれないための機能も実は付いています!
それがバック側面から出ているステンレス製のワイヤーです。このワイヤーはかなり強靭なため、簡単には切られることはないみたいです。
飛行機・電車・新幹線・レストランなどの公共の場で少し席を立つときに柱や椅子、机などに固定しておけば取られづらくなります。
ちなみにワイヤーの先は先程のTSAロックの鍵と一緒の場所にロック出来ます!
バッグにワイヤーってすごくないですか?w
日本では考えつかないようなアイデアですよね!
機能
ここまで見ても普通のバックパックとは異なる部分がたくさんあるクリックパックですが、防犯性だけではなく機能面でもかなり充実しています!
撥水
ポリエステルとターポリンという生地を使用しており、撥水加工をしているので雨や水にある程度強いです。
ただ強い雨などに何回か当たると撥水のコーティングが落ちてくるので、その場合は定期的に撥水スプレーなどをかけることを絶対してください!

ターポリン生地のバックを防水だと思って使っていたらまさかの撥水で大雨で中まで浸透したことがあります・・・
USBポート
これも珍しい機能ですが、バックを背負って左側にUSBポートが付いています。
中にモバイルバッテリーを仕込んでおけばケーブルを挿すだけで充電できるというもの。ちなみにモバイルバッテリーとケーブルは別売りです。
これならいちいちモバイルバッテリーと携帯を持ち歩いたり、ポケットに入れてパンパンになることもないですね。
ただ注意点がありまして・・・USBポートは写真の通り剥き出しになっているので雨で濡れたりしたら壊れます!
さらに挿しただけでは起動しないモバイルバッテリーの場合はいちいち開けて起動しなきゃダメです・・・。
なのでオマケ程度に付いているなぁという感覚の方がいいかもしれません。
収納式の折りたたみ傘袋
USBポートの逆側には収納できる袋がついており、折りたたみ傘用ですがペットボトルも入れることができます。
使用しない場合は収納できるのでスマートな見た目を崩すことがないです。
ちなみにジョイには傘袋は付いていません。スタンダートとプロに付いている機能になります。
隠しポケット
防犯上からか外側にはポケットが1つしか付いていません。
中にはキーホルダーが付いているので鍵を付けるのがベストだと思います。
あとはショルダー部分と背負った時に背中で隠れるポケットがあります。
ショルダー部分のポケットはかなり小さいのでICカードやイヤホンくらいしか入らないと思います。
背中のポケットは一見すると全く見えないようになっています。旅行時などはここに貴重品を入れるのがいいかもしれないですね。
厚みのあるものだと少し背中に当たる感じはしますが、そこまで嫌な感じではないです。
キャリーオン
キャリーオンとはその名の通り、キャリーケースの上にバックを置くことです。
キャリーオン専用のループが付いていない場合、持ち手などを引っ掛けることになりますが、横にズレて落ちたりしますよね・・・
クリックパックには上部に付いているループがキャリーオン用になっています。
ただこのループ、小さめのキャリーケースだと写真のようにハンドルが長いのでちょうどいいんですが、大きめキャリーだとハンドルがあまり伸びないので挿せないんです!
上部にループが付いているので仕方がないのですが、大きめのキャリーケースを使用する際は気を付けてください!
内ポケット
クリックパックの真骨頂は開けてからじゃないでしょうか。
とにかくポケットが多い!こんなに小分けされているバックはなかなか見ないです。どこに何を入れたか分からなくなるくらいあります。
PCとタブレットを別々に収納できるポケットが付いています。PCポケットは珍しくないですが、タブレットまで収納出来るのは今の時代ならではですね。右下にはマウスも入れられます。
バックの中で綺麗に細かく収納するには抜群の使いやすさです。
ただポケット数が多いので大きく使えるスペースは普通のバックよりかなり少ないです。服は薄めのものなら入りますが、靴や厚さのある荷物は入らないことがあるので注意が必要です。
背負い心地
重さは約1000gなのですごい軽いというわけではないのですが、結果から言うと、かなり背負いやすいです!
人体の構造を考えて作られているらしく、バックを背負った時に体に密着するので歩いていても横に振られることが少ない、つまり軸がズレないんです!
バック自体が薄めで形も崩れにくいので、スーツでもカジュアルな格好にも合うというのもポイント高いですね。
まとめ
今回は機能性抜群のクリックパック スタンダードをご紹介しました!
どうでしたか?色んな面白い機能にわくわくしましたか!?
防犯機能は正直日本ではあまり使用することがないかもしれない機能ですが・・・海外に行かれる方には有用な機能だと思います。
バックの中がぐちゃぐちゃになるのが嫌だ!整理整頓したい!という方にはクリックパックはおすすめですが、普段持ち歩く荷物が多い方には正直あまり向いていません。
またスタンダードはビジネスモデルなのですが、普段使いでも男女問わず十分使えます!
スタイリッシュなバックが欲しい、人があまり持っていない変わったバックがいいという方は是非試してみてください!