キャリーケース 旅支度

あまり知られていないキャリーケースの保証内容とは!?修理費用、期間はどのくらい?

2019年8月23日

Jp見聞録 キャリーケース

キャリーケースによく記載されている無料保証◯年間って見たことありませんか?

どんな故障でもタダで修理してくれるってことではないですよ!

一度買えば数年、またはそれ以上使うことも考えられるキャリーケース。ましてや旅先でついた傷、お気に入りステッカーを貼っているなど、旅の思い出が詰まった唯一無二なキャリーケースは修理してでもずっと使っていたい!

しかし長期間使用していればあちこちにガタがくることは必然・・・。

そこで今回はキャリーケースの保証や修理についてご紹介いたします!

キャリーケースの保証について

ACEのHaNTシリーズに入っている保証についての用紙

保証がしっかりしたメーカーのキャリーケースを購入した際には保証について記した書類などが付いています。

そこには無償無料修理保証◯年間や、製品保証◯年間などの記載があることが多いですが、この無償というのが少しややこしいんです。まずはこの無償修理について説明します。

例外もありますが、この無償修理というのは保証期間中に素材、製造上の不具合が認められた場合のみ無償修理しますよってことが多いです。

つまり、普通に使っているうちにキャスターが摩耗してしまったり、表面の色が落ちてしまったなど、通常使用による不具合は無償保証の対象外となります。

他にも以下の時は対象外となることが多いです。

保証対象外になることが多い事例

  • 航空会社、その他の運送中による損傷
  • メーカーが公認している修理センター以外(不正)で修理・改造などをした場合
  • アウトレットで購入したもの

ここでいう対象外というのは、無償で行う保証が対象外ということで、アフターサービスがしっかりしたメーカーだと有償で部分修理をしてくれる所が多いので、もし故障した際はメーカーに確認をしてみましょう。

ちなみにすべて確認したわけではないのですが、激安キャリーケースと呼ばれるものにはそもそも保証が付いていない、つまり修理ができないことが多いようです。

タイヤが一つでも壊れたら修理出来ないので、また新しいキャリーケースを購入しなければならなくなります。

結果、ある程度良質なキャリーケースを購入するのと同じくらいの金額がかかることに・・・

激安で販売できる理由はいろいろありますが、その一つに保証が付いていないがあるってことですね。

おすすめポイント

  • とりあえず使い捨てでいいや! → 激安キャリーケース
  • 長く使いたい! → 保証がしっかりしたキャリーケース

修理期間について

次は無償保証◯年間といった期間についてです。

保証が充実したメーカーだと5年以上の無償保証が付いていることが多く、少し価格が下がったメーカーだと1〜2年程度の保証が多い印象です。

例えば別記事でも少し触れたイタリアのブランド、CRUSH BAGAGE(クラッシュバゲージ)のキャリーケースは5年間の無償保証が付いています。

CRASH BAGGAGE を詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ

国内生まれのブランド、LOJELの無償保証期間は最長10年!しかも支所がある国ならば世界中で保証を受けられるという、利用者には非常にありがたいシステムになっています。

LOJELを詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ

これらの各メーカーが定めている無償保証期間は、裏を返せば保証期間内で壊れることはなかなかないですよーという、キャリーケースが壊れない自信がある期間とも言えます。

値段が高ければいいキャリーケースという訳では決してありませんが、アフターサービス代も含まれた価格ということを踏まえれば、それなりの値段を出して買う価値は十分あると思います!

ACE  プロテカシリーズ

上記で説明した通り、無償保証は初期不良の際のみ適用されるものがほとんどですが、通常使用で壊れたタイヤやハンドルなどのパーツ破損までも無償保証してくれる、とんでもないキャリーケースがACEのプロテカシリーズです。

ACEとは国内最大手、なおかつ世界中のキャリーケースの中でも品質、アフターサービス共に最高レベルにある日本生まれのブランドです。

その中でもプロテカシリーズに付いている「プレミアムケア」という保証がすごいんです。

プレミアムケアの特徴

  • 製造上の不具合+航空会社の取り扱い中の破損、その他の運送中に生じた損傷などを含む破損についても、修理、保証対象。
  • キャスターの破損、ケースの陥没やひび割れなどは理由を問わず、無償で修理
  • 期間は3年間。その間なら何回でも無償修理を受けられる。

上記1の[航空会社の取り扱い中の破損]は、通常なら破損を確認したら航空会社に申告・手続きをして、航空会社の過失が認められてから保証されるので、ちょっと手続きが面倒な上、その場で気付いて申告しなければなりません。

急いでいる場合やその場で気付けなかった場合も後日ACEに連絡して修理ができるのはありがたいですね!

上記2の破損などの修理も、一般的な保証なら有償で対応、もしくは修理ができないことがほとんどです。この2の保証が個人的には一番重要度が高いと思います。ここまで無償でいいんですか!?という感じです。

一つのキャリーケースを長く使い続けたいという方にピッタリな保証内容ですね。ただし表面的な損傷(擦り傷や摩耗)は期限内でも有償修理になるので注意が必要です。

さらにすごいのは、3年間の期間内なら何回でも無償修理を受けれるという徹底ぶり。

このプロテカシリーズはすべてのパーツが国内産で作られている完全メイドインジャパンです。

エースオンライン公式ストア

これだけの高品質、アフターサービスを実現しているため、キャリーケースのお値段は高めになっており、35L前後の小さいサイズでも平均5万円前後程のお値段になっています。

ただ値段に見合う価値は十二分にあるので、本当に良質なキャリーケースが欲しい方や1台を長く使い続けたいという方にはおすすめです!

注意点

保証に必要なもの

保証内容について色々書きましたが、保証を受けるためにほぼどのメーカーにも当てはまる注意点があります。

保証に必要なもの

  • お買い上げ証明書(レシート)が必要
  • 正規店で購入、アウトレット対象外

大体のメーカーで上記の2点は必ず記載されていますので間違ってレシートは捨てないようにしましょう!

送料について

修理品をメーカーに発送する代金+メーカーから返送される代金の両方を客側が負担するのが一般的です。中には修理費用に送料が含まれている場合もあります。

返送は代引きのみなど色々あるので各メーカーに要確認です。

修理不可になる可能性がある商品

限定カラーや数量限定の商品を修理依頼する場合は時間が経つほどメーカーに用意してあるパーツがなくなる可能性が高くなるので修理出来ない可能性が上がります。

これは実際にあった事例で、限定品の修理依頼を出したらメーカー側でパーツの生産が終わっており、代わりに同じシリーズの別色のものに変更になりました。

限定カラーや限定品と言われると魅力的に見えますが、長期間使用したい場合は修理不可の可能性もあるというのを念頭におくのがいいかもしれません。

ちなみに前述しましたが、アウトレットで購入したものも保証対象外になることが多いので気をつけてください!

修理費用について

修理する箇所や使用しているメーカーなどで修理費用は大きく変わります。

壊れやすい伸縮ハンドル

例えば国内メーカーのACEでは壊れやすいタイヤ(転がる部分のみ)は約¥3000〜、伸縮ハンドルは約¥6000〜と比較的安く修理してもらえる事が多いです。

前にあった事例で、鍵の開け方がわからなくなり、自分で分解して戻せなくなった方が修理を出して¥6000程でした。また別の方は持ち手の一部分を交換で¥2400というのもありました。

しかし全部のメーカーが同じ値段というわけではなく、海外のセレブが愛用しているリモワという高級ブランドなどはキャリー(タイヤ)部分の交換だけで¥10000〜程かかることもあるそうです。

もし故障した場合は一度見積もりをしてもらい、高くつくようでしたら新しいキャリーケースに買い替えするのもありですね!

メーカー以外で修理する場合

ここまではメーカーに修理を依頼する場合の情報をご紹介しました。

しかし中には今すぐ修理して欲しい方や、店舗やメーカーとのやりとりが煩わしい方もいると思います。

そんな時は街中にあるキャリーケース修理店に持っていくのもありだと思います!

メリット

  • 早い(最短1日)
  • 持ち込みすれば配送料かからない
  • 修理料金が安く済むことがある

デメリット

  • 自宅近くに店舗がない場合がある
  • 純正品ではないパーツの場合がある
  • 1度利用し再度同じ箇所を修理する場合、メーカーでは修理不可になる

店舗に修理パーツがあれば、正規のルートに比べ修理にかかる時間が短くなる反面、修理パーツが純正ではない可能性もあるので注意が必要ですね。

一番気を付けたいのが、デメリットの3番です。

街中にある修理店は正規店ではないので、再度修理箇所が故障しメーカーに修理依頼をした場合、保証対象外になる可能性が高いです。

まとめ

今回は意外と知られていないキャリーケースの保証についてお伝えしました。

保証でキャリーケースを選ぶことはあまりないかもしれませんが、1台のキャリーケースを長く使いたいという方は購入する際に保証内容を確認した方がいいと思います。

値段が安いキャリーケースで全く保証がなく故障した場合、修理ができず結局新しいものを買うことになってしまうので、だったら最初から保証がしっかりしたそれなりのキャリーケースを購入することをおすすめします!

どんなキャリーケースを購入しようか悩まれてる方、故障してどうすればいいか困ってる方に少しでも参考になれば嬉しいです!

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  • この記事を書いた人

じぇいぴい

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